今回、一年前から挿し木で育てていた雪柳が開花したため、挿し木方法や成長過程についてレポートします。
雪柳とは?
落葉低木樹であり、主に日本や中国に自生しています。真っ白な小花がたくさんついているのが特徴的で、ガーデニングや生け花などで利用されます。
開花時期
3〜4月の春頃に開花します。
楽しめる期間
切花の日持ちの目安としては、一週間程度と短めです。徐々に花が茶色くなり、散っていきます。
ただ、花が散った後でも、葉は緑の状態を保ったまま残るため、1ヶ月程度は枝物として長く楽しめます。1ヶ月を過ぎると、葉は徐々に黄色くなり落葉します。
どこで手に入る?出回る時期は?
1〜3月頃、花屋さんで見かけることが多くなります。お庭で育てられてる方も多いため、知り合いの方などに譲ってもらうのも良いですね。
挿し木に挑戦してみました
今回、イオンのお花屋さんで手に入れた300円の安い雪柳を使用しました。
落花後の枝を使用しました。
挿し木方法
①水にひたすら挿しておく
一週間に一回程度、水変えをしました。黄色くなっている葉がある場合は、全て取り除きました。ゆさゆさすると、簡単に落ちますよ。
一週間後がこちら。枝に白いぶつぶつが。更に放っておくと、根がぐんぐん伸びてきました。そして、新芽も出てきました。
②土に挿す
地植えでも、鉢植えでもどちらでも大丈夫です。
土は、植木用土と腐葉土、赤玉土を合わせたもの。分量などは適当です。これで、挿し木は完了です!
成長過程
春頃
変化無し。
夏頃
新芽が出ていたはずなのに、全て茶色くなり、枯れてしまいました。暑い日が続いたため、葉焼けを起こしたのか?
秋頃
枝に、数枚の葉っぱが残りましたが、枯れ木状態です。
冬頃
12〜1月:変化なし。
2月:新芽や蕾が出てきました。
3月:ついに、開花しました。
鉢植えの方が成長が早い?
鉢植えで育てた方は、3月には開花しました。地植えの方は3月になっても蕾が見られず、成長が少し遅いようです。期間をずらして楽しめるので、これはこれで良いですが。
切花としての利用は困難
1シーズンだけでは、枝の本数自体は増えず、切花として楽しめるのはまだまだ先になりそうです。庭で楽しむ分には十分ですが。
まとめ
白い小さな花が特徴的な雪柳ですが、開花時期は一週間程度と短めです。しかし、花が落ちた後でも、葉は一ヶ月程度残るため、枝物が好きな方は長く楽しめます。また、雪柳の挿し木は今回が初めてですが、初心者でも簡単に、失敗なく行えました。
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