わが家には、6年目になるブルーベリーの木があります。今回、誤って多量の石灰を含んだ土で花の時期に植え替えてしまった結果、どのような経過を辿ったか、その時の対策について、また花の時期に殺虫剤を散布してしまった結果についても合わせて紹介しています。
植え替えることになった経緯
通常、植え替えの時期は厳寒期を避けて休眠期に入った11月または、暖かくなりはじめた3月といわれています。
わが家のブルーベリーは、昨年の時点で、既に根が回りきっていたのですが、先送りにし過ぎて植え替えの時期を逃してしまいました。今は4月中旬、花も付いてきているが、仕方ない植え替えてしまおう!と思ったことがきっかけです。
花の時期に多量の石灰を含んだ土で植え替えてしまった
やむなく花の時期に植え替えることになったのですが、紫陽花用として数年前に用意していた、多量の石灰を混ぜて漉き込んだ土を植え替えに使用してしまいました。
花の時期そして、多量の石灰を含んだ土というダブルパンチ。大失敗をしてしまいました。
成長の経過と対策
①植え付け前
鮮やかな緑色で、元気に育っていました。写真は新芽が出だした時期ですが、その後もすくすくと育ち、緑色の葉をたくさんつけていました。
②植えつけ後
葉が徐々に茶色くなってきました。しばらく様子を見ていたのですが、元気が無くなってきました。
葉焼けも考えましたが、それほど日光は強くない時期だったので、やはり植え替えによるストレスや土の配合ミスであると考えました。
③ピートモスを含んだ土に再度植え替え
ホームセンターで販売されている、ブルーベリー用の土(既にphが調整されたもの)を使用し、再度植え替えをしました。植え替えてしばらくは、全く変化はありませんでした。しかし、1ヶ月後くらいから、葉の色が徐々に緑に戻り元気を取り戻してくれました。 ④花がついている時期に殺虫剤を散布してしまう
植え替えてしばらくしてから、アブラムシが付き始めたので、果物用の殺虫剤を散布しました。無農薬にこだわっていたのですが、今年はアブラムシが多いのでやむなく使用しました。しかし、散布後しばらくして気付きます。ミツバチがきてくれるのにも関わらず、殺虫剤の影響からか花に近寄れず。またまた、やってしまいました。
⑤現在の様子
それから1ヶ月。どうにかこうにか、交配もうまくいったようで、今年もたくさんの実をつけてくれました。殺虫剤を使用する前に、既に交配が終了していたのか、殺虫剤がミツバチに効くものでは無かったので、さほど影響がなかったのかは分かりません。実のサイズも大きくなってきており、今年もたくさん収穫ができそうです。
まとめ
ブルーベリーに石灰を入れてしまった場合、たとえ花が咲いている時期であっても直ぐにピートモスを含んだ土に植え替えることで、徐々に復活してくることが分かりました。また、交配の時期に殺虫剤を散布したとしても、特に問題はありませんでした。
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