我が家では、家の購入を考えた時期が2度ありました。まず、1度目は結婚当初。そして2度目はその1年後です。
私は田舎の一軒家で育ったため、念願のマイホームを夢見ていました。
結婚当初は、住宅関連の本を購入し、購入にかかる費用の勉強。住宅展示場にも足を運び、実際に土地の確認も行いました。
私が住んでいる地域は、土地だけで60坪3,000万〜
え、そんなにするの?と驚かされました。
各ホームメーカーの方はみんな口を揃えて「今は金利が安いです」「賃貸にそれだけ払っているなら、家を購入した方がお得ですよ」「十分に返済できる額です」とお決まりの言葉。
住宅購入を考えた2度目の時期は、結婚してから1年後。
主人が「家を買おう」と言い出しました。
少し嬉しくなり、購入をイメージしてみましたがデメリットが多すぎたため、残念。
結末は後ほど。
住宅購入のデメリット
①金銭的な問題
金利が安いと言えど、4,000万円(一般的な相場)の家を購入するとなると。
4,000万円+利息1,000万円=5,000万円
月々の支払い10万+ボーナス+10年ごとに修繕費150万
共働きの時期は良いですが。これから先、安定した収入が必ずもらえるとは限りません。出産や失業など考えただけで恐ろしいです。
②その土地から動けない
仕事の都合や近隣トラブルなど、何が起こるか分かりません。
③財産にはならない
新築の価値は、一度でも住めば落ちます。
ちなみに20年住めば、値段はつかないことが多いようです。売ろうと思った時には、もう遅いのです。
少子化の影響から、田舎に限らず都市部であっても、2040年頃には1/3が空き家になるみたいです。いらなくなっても、売るにも売れず。
結末
私自身、一軒家が好きですしSNSで投稿されているようなおしゃれな家に住みたいと思うことはあります。
しかしながら、デメリットも多くなかなか考えさせられます。
主人と話し合った結果、家で過ごす時間が増える40〜50代に中古マンションをリノベーションし住むのも良いか?という結論に至りました。
最近の賃貸マンションは、最新設備も充実しています。古くなったら、新しい設備が付いた賃貸マンションへ住み替えることで、毎日快適に暮らすことができます。土いじりが好きな私ですが、庭付きマンションを選んだことで、現状はとても満足しています。
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